週末こんばんは。私はよく,このサイトの構築ソフト,Wordpressをぶっとばし(壊し)ます( ..)ヾ
素人のクセに,パソコンやWEB好きで色々いじってしまうので・・・。
そのWeb制作や,プログラミング等の問題もそうですが,弁護士業務を行っておりますと,様々な場面でご専門家のご意見を頂戴することがございます。
例えば,医療問題,交通事故,建築問題,プログラム問題(製作請負問題),特許訴訟などが特徴的な場面になりますでしょうか。
しかしながら,これは,どの職業に就いていらっしゃる場合も同様でございますが,紛争を,いきなり専門家に “丸投げ”してしまっては,そもそも専門家に失礼に当たりますし,また重要な点として,争点整理がなされていない漠然とした状態では,専門家もどの点が問題になっているのか,どの点について意見書を作成すれば良いのか困惑してしまいます。
また,こちらが余りにも不勉強では,専門家がご教示下さっている貴重なご意見を理解することもできません。

この点,企業側の立場に立って争っている場合には,その企業内の研究所であったり,専門家から詳細な情報や内容についてご教示頂けます。
(私も,パートナーとして所属している事務所が大手ハウジングメーカーの案件を取り扱わせて頂いている関係で,建築関係の問題について色々ご教示頂けました。逆にそのようにして学んだ事柄を,中小企業の方々のリーガルサポートでフィードバックさせて頂いております♪)
しかしながら,請負側であったり,消費者側であったり,患者側などの立場で争っている場合には,相手方に対して専門的知見,情報等について劣ってしまう傾向にあります。
そのような場合,弁護士は一定程度,著書や論文検索等で勉強をさせて頂いたうえで,訴訟案件等の事件の経緯や問題点を整理し,専門家にお尋ねしたり,意見書を頂戴することになります(通常,これらのご費用は,ご依頼者と専門家との間で契約締結をして頂き,ご依頼者から直接当該専門家にお支払い頂くことになります)。
写真で例示させて頂いた書籍(弊職購入・所蔵)などは,建築についての書籍を読んだり,カルテを読んだりする際に,大変参考になります♪
弁護士として嬉しいのは,下調べなどを十分行っておりますと,専門家の方が感心して下さって,お願いしている問題点以外にも,次々と色々な資料を「これも参考になるよ。」,「今度,新しい論文が出るから送ってあげるよ。」などと仰って,お心遣い下さることです。
過日,弊職が紛争処理委員を拝命しております,自賠責保険・紛争処理機構にて,ベテランの医師の方々の専門的知見を伺いながら交通事故後遺障害の等級認定を行っておりました際,とある症例について色々ご質問申し上げていたところ,神経内科専門の超ベテランドクターが,「今度,日本神経学会の新しい基準の論文を事務所に郵送してあげるよ。」と仰って下さって,後日,ご多用の中,本当に郵送して下さいました。本当に嬉しくて,事典などを引きながら一所懸命読んでおります(笑)。
弁護士は,正直,とかくストレスが溜まる仕事でございますが,仕事のなかでのちょっとした出来事がとても嬉しい,そんな仕事でもございます♪
皆様,良い週末をお過ごし下さいませ!