ブログ

【建築】一般居住用賃貸借、原状回復、借主はどこまで費用負担すればいいの?

(Facebookに2011,2,18に投稿したコラムを転載したものです。)

今回は、一般居住用賃貸借において、借主はどの範囲まで費用負担する(=通常は、原状回復工事は家主が行い、借主が預託した敷金から控除されることが殆どです)必要があるのかについて取り上げたいと思います。

この点については、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(国土交通省 住宅局住宅総合整備課)が参考になります。・・・が、このガイドライン、
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/genzyokaifuku.htm
からPDFでダウンロードできるも、なんと100頁以上ございます(^^ゞ。そこで、ごく簡単に掻い摘んでお話しさせて頂きます。

まず、原則として、借主は、故意や不注意によって生じさせた棄損や傷については、原状回復義務を負う(工事費用を負担する)ことになります。逆に、経年変化や、通常の使用による損耗・傷等の復旧については、貸主が行うのが原則であって(次の入居者のためのリフォームも同様)、借主がその費用を負担する必要はありません。なぜなら、通常の使用に伴う損耗等は、建物部分の使用収益の対価である賃料によってまかなわれる(要するに、家賃に含まれている)と考えられているからです。

前述のガイドライン等から具体的な例を挙げると、飼育ペット等による柱等の傷、換気扇等の油汚れ、風呂・トイレ・洗面台等の水アカやカビ、結露を放置したため拡大したカビ・シミ、壁等の釘穴・ネジ穴(下地ボードの貼り替えが必要な程度のもの)、カーペットに飲物等をこぼしたことによるシミ・カビ・・等は、借主が原状回復義務を負わなければなりません。

逆に、畳の裏返し・表替え、家具の設置による床・カーペットのへこみ、タバコのヤニ(クリーニングで除去できる程度)、壁に貼ったポスターや絵画の跡、クロスの変色(日照によるもの)、地震で破損したガラス、浴槽・風呂釜等の取替え等は、家主の負担になります。

以上、ご参考になれば幸いです♪

関連記事

  1. 僕の友人にリフォーム屋さんがいる、彼が語るには「現状復帰無理」

    なる物件だそうだ。理由は(1)今時稀有な半土壁で汚れ落とすの

    自体至難の業(建物古いしこの構造で賃貸させるのが間違いとか)

    (2)家賃を払っても全く管理せず借り手に任せる無責任ぶりな

    家主対応。(3)経年劣化部分が法的に見て借り手に責任無いと

    見れる点も1円たりとも出費拒む家主性格では疑問でる。

    (現に自前で許可取り自費修繕は数箇所もしている、前出の友人

    アドヴァイス元にて&無償材料提供して戴いた)。

    むしろ経年劣化=基本設計・耐震能力極度に落ちており補強必要

    なのを出費拒みしない家主姿勢は契約盾に家賃減額しないのへ

    矛盾ある、参考までに僕の住む地域はこうした物件多い。

    • SenpaiDal
    • 2016年 3月 30日


    http://soft06r.gq/14000-things-to-be-happy-about-free.html 14000 things to be happy about free ebook

  2. Fantastic content you’ve gotten in here. http://buyedmeds03.com/

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

  1. 遺言書の文面全体の左上から右下にかけて、赤色のボールペンで1本の斜線が引かれていた場合の、遺言書の効...
  2. 早いもので今年も,プロ野球はシーズン公式戦を終え,日本シリーズを残すのみとなり,ドラフト会議を間近に...
  3. こんにちは。
ページ上部へ戻る
this site uses the awesome foot notes Plugin