
4.282020
新型コロナウィルス感染予防に伴う外出自粛要請措置に伴い、配偶者やパートナーと狭い家庭内で長時間過ごすことを強いられていることから、DV(家庭内暴力)被害が急激に増加しております。
最初に大切なことは、
自分自身を責めない。
自分自身が被害を受けている事実を認めること。
絶対に頑張ろうとしないこと。耐えることは美徳ではありません(同居する子どもにとっても)。
DV被害を我慢し続けることは、心身を壊すばかりか時に命にかかわります。
DV被害でお悩みならすぐに、各都道府県の全国の配偶者暴力相談支援センター に
心身に危険が迫っている場合、及び上記センターの窓口対応時間外は迷わず 警察(110番) に
連絡、相談、あるいは通報しましょう。
全国の配偶者暴力相談支援センター(の機能を果たす施設一覧)は各地域の地方自治体が運営する公共機関であり、警察も同様に、被害者から相談を受けた後、関係機関と連携し一時保護(暴力を避けるために家を出たいと思っていても、加害者に知られずに身を寄せる場所が無い場合に、被害者が一時的に避難する手段)等の対応を行っており、一時保護後の経済的支援制度の相談も行っております。
以下に 配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設一覧 を添付致しますので(東京ウィメンズプラザ作成)、ご参考になさって下さい。
また、お近くの弁護士に相談なされば、上記機関と連携のうえで一時保護を進めるほか、さらに加えて
加害者があなたに近寄らないようにすることができる「保護命令」の手続、必要に応じて、別居条件の協議、離婚等の法的手続きや、別居中の生活費・養育費についての請求等の法的手続きまでをフォローアップすることができます。
お気軽にご相談下さいませ。
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